Darning

生地がすり減ってスカスカになったり、指に穴が開いたり、何といってもダメージが多いのがくつ下。天然素材を扱うブランドを立ち上げる中で、長く大切に使い続ける国イギリスからやってきたダーニングという技術に出会い、強く共感しました。

くつ下のリペアメイクついて野口光先生に教えていただきます。


OTORはダーニングの第一人者野口光さんの活動に賛同しています

ダーニングは、一般的な手芸のように作品を完成させることが目的ではありません。自分でいいかな?と思ったところが完成です。またさらに傷んだらその上から刺していけばいいし、針目だってメチャクチャなくらいがかわいい。愛着あふれるものが、時間とともに育ってゆく感覚を味わうと、新品のものが味気なく感じたりします。

ものが豊かな今、そこまでものを使い切るということも難しく、せいぜいリサイクルゴミとして、再生、再利用されれば充分。とはいえ、丹念に作り上げた手作り、手編みのものはもちろん、量販店のたまたま見つけて、着心地がよくて着続けているような衣類の穴やシミに、ダーニングという小さな針仕事の愛情を注いでみませんか?
モノへの慈しみや、充実感があふれることをお約束します。


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hikaru noguchi darning WEBサイト

[ 野口光先生の著作 ]